SNSで見た可愛いハイトーンカラーや、アイドルや芸能人のヘアスタイルに憧れてブリーチしたものの、思ったより髪が傷んでしまった……という経験はありませんか?
髪がパサパサしてしまったり、切れ毛や枝毛がひどく、思い描いていたハイトーンカラーを楽しめていないという人は少なくないでしょう。
そこで今回ご紹介するのは、ブリーチやカラーを繰り返したダメージ毛をサラツヤ髪に見せる方法です。
お風呂でできるインバスケア、お風呂以外でできるアウトバスケア、そしてダメージ毛が目立たないスタイリングまでを徹底的にご紹介していきます!
髪がパサパサで結ぶしかない、毎日スタイリングに時間がかかる……とお悩みの人は、ぜひ記事を最後までご覧ください。
目次
日々のシャンプーやトリートメントはダメージ毛こそこだわって
毎日行うシャンプーやケアのためのトリートメントは、ダメージ毛の人こそこだわらなければいけません。
初めにこの項目では、お風呂の中でできるインバスケアについてご紹介します。
シャンプーは市販なら成分が鍵!できればサロン専売品を使うと良し
ブリーチ毛、カラー毛の人は、髪の毛が薬剤によってダメージを受けている状態です。
ですので、できればサロン専売品のシャンプーを使うことがおすすめ。
美容院で使われるサロン専売品のシャンプーは、ダメージ毛にも負担なく髪や頭皮を洗ったり、ダメージ自体を抑えることができます。
しかし高価なものが多く、継続して使用するのはなかなか難しいですよね。
市販のシャンプーを使用しても問題はありませんが、選ぶ際は裏面の成分をしっかりと確認することが大事です。
成分表を見てみると、聞いたことのないカタカナがギッシリと並んでいてさっぱり……。そんな時、ダメージに効く成分キーワードだけでも抑えておくと便利ですよ!
ダメージ補修に効く成分
- 【ベジタミド】毛髪の表面のバリアを再生し、補修
- 【クオタニウム-33/セラミド/キトサン/リビジュア】キューティクルを守る
- 【ケラチン/コラーゲン/シルク】ダメージ補修(高保湿、内側から補修)
- 【ベタイン】ダメージ補修(高保湿、洗浄成分も優しい)
ここら辺は有名なので、ダメージケアシャンプーならどれかは入っているはずです。
※ただし、キーワードが単独で表記されているわけではなく、「コカミドプロピルベタイン」のように名前の中にキーワードが入っていることがほとんどなので注意。
色落ちや色持ちが気になる人は、カラーシャンプーを使うのもいいですが、グルタミンという成分は色持ち効果に加え、洗浄成分も優しく保湿力もあるのでいいですよ!
また、お湯は水と比べると汚れを落とす力が大きいため、熱いシャワーで髪を流すと表面のキューティクルを剥がしてしまいます。キューティクルがないと髪の毛が痛みやすくなってしまうので、なるべく38〜40度のお湯で洗い流すように心がけましょう。
【おすすめ市販シャンプー】HIMAWARI ディアボーテ オイルインシャンプー リッチ&リペア
【おすすめサロン専売シャンプー】ナプラ N. シアシャンプー
トリートメントはとにかくしっかり髪を補修してくれるものを
ハイトーンカラーの人は、カラーリングを重視したトリートメントを選びがち。
しかし、シャンプー同様、薬剤でダメージを受けた髪の毛はしっかり補修しなければいけません。
そのため、トリートメントを選ぶ際も補修力は重視しましょう。
市販なら、シャンプー同様の成分を参考にしてもいいし、パッケージに「補修」と書いているものOK。サロン専売品のトリートメントは文句なしにおすすめです。
ダメージ毛の人はできれば毎日、少なくとも週3回は、トリートメントで髪の補修を行いましょう。
また、トリートメントは長く置きすぎても効果が大きくなることはないので、5〜10分を目安に置くといいですよ。
色持ちが気になる人は、カラートリートメントやカラーバターを混ぜるのがおすすめです。ただし成分によっては効果がないものや色が薄まってしまう場合があるのでご注意を。
【おすすめ市販トリートメント】ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア リッチ補修トリートメント
【おすすめサロン専売トリートメント】ルベル イオ エッセンス スリーク
ハイダメージ毛はアウトバスケアも欠かせない!
ダメージの大きい髪は、インバスケアはもちろんアウトバスケアも欠かせません。
この項目では、ダメージ毛向けのアウトバスケアについてご紹介していきます。
自分に合ったケアアイテムを選んで、さらにダメージを補修しましょう。
ヘアオイル
ツヤを出したい人。保湿をしつつ、広がった髪に対してまとまりやパサつきを防ぎたい人向き。
スタイリングなどにも用いられるヘアオイルは、ツヤやまとまりを出し、髪の外側を補修する役割があります。
トリートメントで髪に水分や栄養を与えたら、それらが逃げないようしっかりとオイルでフタをしてあげましょう。
ドライヤーの前後やスタイリング時、アイロンをあてる前のコーティングにもヘアオイルはおすすめです。
【おすすめヘアオイル】ロレッタ ベースケアオイル
ヘアミルク
髪の毛の乾燥、パサつきが気になる人。髪の毛を柔らかく見せたい人向き。
ヘアミルクは、乾燥した髪の毛に水分を与え潤いを出してくれる役割があります。
健やかな髪は、水分や油分のバランスが適切です。
しかし薬剤によってダメージを受けたブリーチ毛は、油分・水分が少なくなります。
そのため、乾燥しパサつきやうねりが起こるのです。
塗りたてのまとまりは少し弱いですが、ナイトケアで寝ている間に髪を保湿することで、起きたら潤いのある髪へとなっています。
【おすすめヘアミルク】ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+
ヘアミスト
ちょっとした乾燥や広がりを抑えたい人、外出先やこまめにケアをしたい人向き。
ヘアミストは、髪に潤いを与えしなやかにしてくれる役割があります。
なかにはドライヤーの熱から髪を守る効果があるものや、髪をしっとりさせてくれるものなどがあります。
ドライヤーの熱から守ったり、水分不足でパサつく髪にうるおいを与えましょう。
その際は、外側だけでなく内側にもしっかりかけてあげましょう。
また、フレグランス効果のあるミストも多くあるので、デート前に使用すれば髪も匂いも印象バッチリ!
【おすすめヘアミスト】スティーブンノル プレミアムスリーク ハイドロリニュー ミスト リッチモイスト
ヘアクリーム
まとまりや潤いは欲しいけど、オイルのようなベタつきは苦手な人。髪のダメージ補修を優先的に行いたい人向き。
ヘアクリームは、髪の内部を補修しつつ、しっとりとした仕上がりにしてくれる役割があります。
髪の補修でいえば、オイル・ミルク・ミストと比べても効果が大きいものが多い。枝毛や切れ毛が多く、髪に元気がない人は是非使っていただきたいです。
ヘアクリーでもつけすぎるとベタついてしまうため、表示されている適切な量を使いましょう。
【おすすめヘアクリーム】 アミノメイソン ディープモイスト ミルククリーム マスクパック
アウトバスのヘアケアは、水分と油分をバランス良く補うことが大切です。
ヘアミルクとヘアオイル、ヘアミストとヘアクリームなど、水分や栄養を与える+保湿をバランス良く行いましょう。