みなさんは、「SVR理論」という言葉を聞いたことがありますか? これは、心理学的観点からみた男女関係に関する一つの理論です。
「恋は直感! 感情が第一!」というように、感覚的に恋愛をする女性は少なくありません。それ自体は素敵なことですが、好きという気持ちや感情だけでは、なかなか意中の男性を落とせないものです。
そこで今回は、「SVR理論」にのっとって
①見た目
②行動
の2つの観点から、好きな人を攻略するテクニックをご紹介します。
理論に基づいたテクニックにはれっきとした根拠があるので、確実性も高いです。好きな男性を落としたい片思い女性は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
SVR理論とは? どうやって恋愛に生かすの?
SVR理論とは、アメリカの社会心理学者、バーナード・マースタインが研究し、提唱した理論です。恋愛テクニックに生かすためにも、まずは理論の内容を詳しく把握しておきましょう。
恋愛を3つの段階にわけた、男女関係の捉え方
SVR理論とは、男女の出会いから結婚にいたるまでに必要なプロセスのことです。
出会いから結婚までの期間では、二人の関係が深まるにつれて相手に求めるものも変わってきます。その段階を順に乗り越えていくことで、恋が成就し、末長く円満なパートナーシップが築けるという理論です。
SVR理論による恋愛の段階と
段階ごとに重要になる事柄
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出会いのステージ:Stimulus=刺激
→外見・わかりやすい魅力が重要 -
交際のステージ:Value=価値観
→価値観や感覚の共有・相互理解が重要 -
結婚のステージ:Role=役割
→お互いの役割を認め合い、補完・協力しあうことが重要
各ステージを乗り越えるには、それぞれの段階で重要になる事柄を意識する必要があります。
つまり、出会いの段階で価値観を重要視していると関係が先に進まない、結婚の段階で外見を重視しているカップルは、より良いパートナーシップは築けない、ということがいえるでしょう。
好きな人を落とすには「S=刺激」が重要!
好きな人を落としたいというのは、恋愛の初期段階。「SVR理論」における出会いのステージです。出会いの段階で重要になるのは、わかりやすい魅力による「刺激」になります。
SVR理論における刺激とは、見た目・雰囲気・口調や声のトーン・性格・社会的地位などのこと。相手からみて、パッと見でインプットされる情報です。異性の見た目や雰囲気、性格などに魅力を感じると、男女関係が盛り上がり、交際に発展しやすくなります。
好きな人を落としたい場合は、この「刺激」の部分に着目したテクニックが必要です。
次は、「刺激」を使った具体的な恋愛テクニックをみていきましょう!
「刺激」を使って好きな人を落とす恋愛テクニック【見た目編】
まずは、見た目の部分で刺激を使った恋愛テクニックをみていきましょう。見た目とは、顔の美しさやスタイルの良さだけを指すのではありません。
自分の外見に自信のない人でも、十分発揮できる恋愛テクニックをご紹介します!
「守ってあげたい」無防備さをアピール
男性には、動物的本能の一環として保護本能というものが備わっています。か弱い女性や危なっかしい女性などのように、無防備さを感じる女性に対しては男性の保護本能が刺激され、「俺が守ってあげないと!」と恋のスイッチが入るのです。
意図的に無防備さを醸し出すのは難しいと感じるかもしれませんが、彼に対してだけ無防備な様子が伝わればOK。例えば
・彼と話す時にふっと顔を近づける
・距離感を詰める
といった行動で、彼に対して警戒心がないことをアピールしてみてください。
自然体で、リラックスした姿を見せると「自分に対して無防備になってくれているのかな」と、彼に感じてもらえるはずですよ。
「揺れる」モチーフで男性の狩猟本能を刺激!
狩猟本能とは、逃げる獲物を追いかけて捕捉しようとする雄の本能のこと。これは、人間の男性にも備わっています。
言い寄られるより、自分が追うほうが恋愛にのめり込みやすい男性が多いのも、この狩猟本能によるものです。
見た目で狩猟本能を刺激するには「揺れるモチーフ」が効果的。獲物を狙う雄の習性を考えると、「揺れるもの」が男心を刺激することには妥当性があります。
女性の髪やアクセサリー、スカートなどに揺れる要素を取り入れてみてください。髪の毛を下ろす、ゆらゆらしたピアスをつける、ふわっとしたスカートを履くといったことでOKです。
揺れるアイテムによって本能が刺激されると、男性の「追いかけたい」という欲求に火がつくはずです。
たまにはいつもと違うファッションで攻める!
刺激を与え続けるには、あなたの外見を見慣れさせないことも大切です。
たまには、いつもと違うテイストの服装にしてみたり、髪型を変えてみたりと、常に新鮮味を与えるような工夫をしてみてください。
相手が好むテイストを調査して、それに合わせたルックスにしてみるのもおすすめです。
また、露出度を高くすることもわかりやすい刺激の一つですが、あまり露出しすぎると品がない女性に思われたり、男性の性欲部分だけを刺激したりするおそれがあります。露出してドキッとさせたい場合は、加減や頻度を考えるようにしましょう。