ダイエットいらずのスリムな体型は、多くの女性の憧れの的。しかし、痩せ型女性の場合、小さな胸にコンプレックスを抱いていたり、自分の体つきを貧相に感じていたりすることありますよね。
女性らしい豊満なバストに憧れるものの、なかなかバストアップしにくいのが痩せ型さんの宿命ともいえるでしょう。
しかし、諦める必要はありません! 痩せ型さんがバストアップしにくいのは、普通体型の女性と同じような育乳法を行なっているから。
痩せ型タイプに合ったバストアップ方法を継続していけば、ふっくらとした理想のバストに近づくことができるでしょう。
痩せ型女性の正しいバストアップ法をマスターし、女性らしいメリハリボディーを手に入れてください!
目次
「スリム=貧乳」!? 痩せ型の人がバストアップしにくい理由とは
そもそも、痩せている女性がバストアップしにくいのはなぜなのでしょうか。
その原因や理由をきちんと把握してから、正しいバストアップ法にチャレンジしていきましょう。
バストの元となる脂肪が少ない
女性のバストの大半は、脂肪組織でできています。痩せ型の人は元々体脂肪が少ないので、必然的にバストを形作るための脂肪も少なくなってしまうのです。
また、体脂肪率が10%台に落ちると、生理周期が乱れたり、卵巣機能に異常が現れるなと、女性の体に悪影響を及ぼしかねません。健康的で美しい体を維持するためにも、ある程度の脂肪を付けることが必要です。
日本肥満学会では、BMI値22を適正体重(標準体重)と定めていて、BMI値18.5未満は痩せ型に分類されます。適正体重は、身長の二乗にBMI標準値をかけた
「(身長×身長(m))× 22 」
で算出できますので、一度自分の適正体重を確認してみるといいでしょう。
バストアップのための栄養が吸収されにくい
太りにくい体質とは、つまり栄養が吸収されにくい体質のこと。痩せ型の人は、胃腸の働きが弱く、栄養をうまく吸収できない傾向があります。
バストアップのためには栄養バランスの整った食事が必要不可欠ですが、いくら食事に気を遣っても、食べた栄養が吸収されなくては育乳効果がありません。
さらに、栄養不足を起こすと、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が分泌されにくくなります。エストロゲンには乳腺を発達させる働きがあり、バストアップには欠かせないホルモン。
エストロゲンの分泌が減ってしまえば、育乳効果を得るのもなかなか難しくなってきます。
冷え性や血行不良になりやすい
冷え性や血行不良になりがちなのが、痩せ型さんの特徴。なぜなら、体を温める脂肪や熱を発する筋肉が少ないためです。
体の冷えは、卵巣機能を低下させ、女性ホルモンの分泌に支障をきたす原因になります。女性ホルモンのバランスが崩れると、バストアップ効果が減少するだけでなく、お肌ハリや髪のツヤまで失われてしまうでしょう。女性らしい美しさを保つためにも、体の冷えに注意しなくてはなりません。
また、血行不良もバストアップの妨げになる要因の一つ。バストを成長させるための栄養分は、血液の流れに乗って全身を巡り、バストまで送られます。
血行不良を起こしてしまうと、バストアップに必要な栄養が胸まで行き届きにくくなってしまうのです。
冷え・血行不良はバストアップの大敵!
体の冷え→血流の悪化
血流の悪化→バストアップに必要な栄養が回らない
ステップ1:痩せ型さんはバストアップしやすい体づくりから!
痩せ型さんがバストアップするためには、焦らず段階を踏むことがとても重要。
まずは、バストアップしやすい体作りからスタートし、育乳するためのベースを整えていきましょう!
バストのための脂肪を貯蓄! 食事改善で十分な脂肪をつけよう!
痩せ型さんがバストアップするためには、脂肪をつけることが最優先。体の脂肪を増やすことが、バストをボリュームアップさせる第一歩です。
痩せ型の人は摂取カロリーが不足しがち。まずは一日の摂取カロリーが、基準となる必要カロリーを上回るよう意識してみましょう。
20代女性の必要カロリーは、運動量が少ない人で1,700kcal、運動量の多い人で2,200kcal程度が目安です。まずは、普段の食事にプラス400kcalくらいを摂取できるよう食事を変えてみてください。
痩せ型の人が効率よく脂肪をつけるには?
健康的に体重を増やせる食材
- ナッツ類(ピーナッツ、カシューナッツ)
- プロテイン
- 良質なたんぱく質(とくにアミノ酸スコアが高いもの)
- 良質な脂肪分(オメガ3、6、9脂肪酸を豊富に含むもの)
痩せ型女性の中には、太りにくい体質の人も多いです。思うように脂肪が付かない人は、ただ食事量を増やすのではなく、ポイントをおさえた食事法にチャレンジしてみましょう!
まずは、糖質や脂質を積極的に摂取すること。なかでもアボカドやえごま油といった良質な脂肪分は、美容の面でもおすすめできる食品です。
さらに、炭水化物から食べ始めることもポイントの一つ。炭水化物を最初に食べることで、インスリンが分泌され、糖を脂肪として貯蓄する働きがアップします。
脂っぽい食べ物が苦手な人は、タンパク質を重視した食事にしてもOKです。タンパク質は、バストの土台となる筋肉をつくる上でも大切な栄養素。普段の食事で不足しがちな栄養でもありますので、意識的に摂取するといいでしょう。
少食の女性は、プロテインやサプリメントを取り入れるのもおすすめです。
体質改善でバストに栄養が行き届きやすい体になろう!
胃腸が弱い、下痢気味、冷え性といった痩せ型女性は、育乳に必要な栄養が十分に行き届きません。バストアップのためには、体質改善も重視していきましょう。
太りにくい体質の人は、腸内環境を整えることが大切。腸内環境が悪いと栄養の吸収が悪くなり、免疫力の低下や虚弱体質になどにも繋がってしまいます。乳製品や発酵食品、食物繊維などを摂取し、日頃から胃腸を整えるよう意識してください。
また、育乳には十分な睡眠が必要不可欠。バストを成長させる女性ホルモンは、睡眠中に多く分泌されます。自律神経が整えば、腸活や冷えの改善にも役立ちますので、睡眠時間はしっかり確保するようにしてください。
睡眠時にナイトブラを付けてあげるとさらにキレイなバストラインに近づけます。痩せ型さんが夜用ブラを導入する際は、下記をポイントに選ぶのがオススメ!
・ワキや背中の脂肪をしっかりカップ内へ集めてくれるか
・カップ内に集めた脂肪を持ち上げて固定してくれる造りか
・保温効果でバストが冷えないよう対策されているか
とくに冷え対策は重要。上でもご紹介しましたが、血行が悪いとバストに栄養が行かないため、どれだけナイトブラで脂肪を集めてもなかなかバストアップが難しいです。ナイトブラの中には血行対策として保温機能を持つものも探せばあるので、ぜひ意識して選びたいところ。
NEILYでご紹介中のナイトブラ「Bragrande」は流れた脂肪を集めて固定しながら、保温機能もバッチリ。保温効果をうたったナイトブラはなかなかないので、とくに体の冷えに悩んでいる痩せ型さんは、Bragrandeを使うと外側からしっかりおっぱいを包んで体温を守れ、効率的に育乳できるかもしれません。
ただしナイトブラの保温機能は一時的なものなので、平行して体の中から血行対策を行えればベスト!痩せ型さんだとエネルギー量が関係している可能性があるので、食事量にはこだわりたいところです。