これからの暖かくなる時期に盛り上がるのが、アウトドアデート。サイクリングやトレッキング、アスレチックなどなど、体を動かして一緒に楽しめるデートは映画やショッピングとまた違った雰囲気があり、盛り上がりますよね。
しかし、運動するとメイクが崩れてしまうのでは……と心配になる女性も少なくないはず。一人でジムに行ったりランニングしたりするだけならまだ良いですが、化粧が崩れてぐちゃぐちゃになった顔を彼氏に見られるのは避けたいところですよね。
今回は、スポーツやアウトドアデートに備えておきたい、崩れにくく汗をかいても可愛いメイクテクニックをご紹介します。化粧に気を取られずスポーツデートを満喫したい女性の皆さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
スポーツデートにふさわしいメイクとは?
スポーツやアウトドアデートでは服装がカジュアルになるのと体をたくさん動かしますから、盛りすぎるよりはシンプルで薄いメイクが合うでしょう。
また基本は昼間の野外で過ごすため、自然光の下でも綺麗に見えるかどうかが重要です。普段化粧をするのは室内になりますが、室内では明るさが足りなくついポイントメイクを濃くしてしまうパターンが多いです。
室内では綺麗でも、外の自然光ではリップやチークカラーが派手に見えてしまうこともありますから、できるだけ自然光でも確認しながらメイクの濃さを調整できるとベストです。
目指す雰囲気はナチュラル&ヘルシー
スポーツデート時のメイクは、素肌・素顔を生かしてナチュラルかつヘルシーにまとめてみましょう。清潔感のある、爽やかな印象のメイクに仕上げることを意識してみてください。
メイクの色味は、健康的なオレンジ系カラ―がおすすめ。スポーツが似合う、ハツラツとした明るい雰囲気にまとまります。またスポーツウエアはカラフルな色合いものが多いので、メイクの色味は抑えた方が服装にも馴染みやすいでしょう。
これだけは押さえて! スポーツデート時のメイク3原則!
その1:運動しても崩れない土台作りを第一にすること。皮脂崩れを防ぎ、密着度の高いアイテムでベースメイクを作りましょう。
その2: 普段より2〜3割くらい抑えたポイントメイクを意識すること。濃すぎる、盛りすぎたメイクは崩れやすさの大きな原因になる上、カジュアルな服装ともチグハグになりやすいです。抑えめな方が自然光の下でも綺麗に見えます。
その3: 汗をかいても落ちにくいアイテムを選ぶこと。とくに海やプールではティントタイプやウォータープルーフのアイテムを使いましょう。
崩さないための基本のメイクテクニック
ここからは崩れ防止のための基本的なメイクテクニックをご紹介。「ベースメイク」「眉メイク」「アイメイク」「リップ&チーク」に分けて、運動しても崩れないメイクやスポーツの雰囲気にあったメイクに仕上げる方法をご紹介します。
ツヤ感重視のベースメイクで健康的に輝く肌作り
「スポーツメイクは化粧崩れとの戦い」と言っても過言ではありません。汗をかいても落ちないメイクにするために、化粧下地は皮脂崩れ防止効果のあるアイテムを選びましょう。色ムラしにくく薄膜で馴染みやすい下地は、ファンデーションとの密着度も高くなります。
また、スポーツデートに似合うのは、ツヤツヤと輝く健康的なベースメイク。みずみずしい、すっぴん感のある肌に仕上げるため、ファンデーションは水分量の多いリキッドタイプを選んでみてください。パール配合のファンデなら、光沢感のあるツヤ肌を作ることができます。
額やこめかみといったフェイスラインは汗をかきやすいので、ファンデはスポンジに余った分などごく少量だけにしておきましょう。
フェイスパウダーは、ナイトパウダーのように透明タイプのルースパウダーを使うと厚ぼったくならずに仕上がります。フェイスラインや髪の生え際の部分などは、汗をかいたらこまめにはたき直すと良いでしょう。
落ちやすさNO.1、眉メイクは事前に眉ティントを
ポイントメイクの中でもっとも落ちやすいのが眉メイク。ただでさえ崩れやすい上に、汗を拭こうとしてうっかりタオルでこすってしまった……なんてこともよくあります。
運動しても落ちない眉メイクにするには、眉ティントを施すのがおすすめです。眉ティントは、色を定着させて消えにくい眉を作るメイクアイテム。汗や水、皮脂に強く、数日間は消えない眉メイクを保ってくれます。
ただ失敗するとしばらく直せないデメリットもありますので、眉ティントを施す際はペンシルで完成形の眉を縁取ってから、ジェルを乗せていってください。初めてチャレンジする人は、置き時間を短めにしておくと良いでしょう。
眉ティントに抵抗がある人は、ウォータープルーフタイプのリキッドアイブロウがおすすめです。また眉毛は形などをあまり作り込みすぎず、ペンシルやアイブロウで「毛のふさふさ感」を出す程度が良いでしょう。とくに最近は自然な毛並み感のある眉毛が流行っていますし、服装も含めたナチュラルでヘルシーな雰囲気にもマッチします。
パンダ目は大敵! 控えめなアイメイクでナチュラルな目元を意識
スポーツ時のアイメイクは、とにかく控えめに仕上げるのがおすすめ。目元はメイクがよれやすく、マスカラなどが落ちるとすぐパンダ目になってしまいます。ですのでマスカラはウォータープルーフタイプを使用してください。透明なマスカラや、マスカラ下地だけでもカールを持続させる効果がありますので、パンダ目になりたくない人は透明タイプを使ってみましょう。
また色もブラックよりはブラウン寄りがよりヘルシーに見せれておすすめです。長さを出すのも大事ですが、アウトドア向けメイクではあまり濃い色を乗せれませんから、まつ毛の根元を濃く見せるためにあえてボリュームタイムのマスカラを使ってみましょう。アイシャドウやアイラインで引き締め色を乗せなくても、目元がはっきりします。下まつ毛も根元を濃くしつつ長さも出せば、よりナチュラルで可愛い目元が出来上がります。
アイシャドウは肌に馴染みやすいクリームやリキッドタイプを選び、少量を薄く伸ばすように付けていきましょう。色味はオレンジやベージュなど、肌馴染みの良いものを。グリッターよりはパールやマットの方が派手すぎないヘルシーなツヤ感を演出できます。
下まぶたにも乗せて、目元に立体感を出すのがコツ。さらに目尻にリキッドハイライトを乗せると、よりヘルシーな濡れツヤ感が出せ「ナチュラルなのに色っぽい」目元になりますよ。
リップ&チークは運動時の血色を生かそう
運動時は体温が上がり、頬や唇の血色が良くなります。その自然な赤みを活かせるようなメイクにするのがおすすめです。
とくに頬は運動すると紅潮しやすい箇所。体を動かせば自然な赤みがさしてくれるので、基本的にチークは施さなくてOKです。血色が悪い人や、冬場で体温が上がりづらい場合などは、オレンジ系のチークをほんのり入れると良いでしょう。
リップは、自然な血色感とみずみずしい印象を与えてくれるシアー系リップがおすすめ。またスポーツデートでは水分補給も多くなるので、落ちにくさを重視したアイテムを選んでください。
韓国のrom&ndなどが出している最近のティントリップは、色が落ちにくいのにツヤ感のあるうるぷる唇になれるものが多いので、まさにスポーツデート向き!ぜひ試してみてください。