マッチングアプリで実際にいた男の話【第2回】

しばらく連絡を交わした後、会ってみようという流れになりましたが、予定の合わせ方が「何日の何時あいてる？」というように、時間帯まで指定してくる男性がいました。その日時が難しいことを伝えると、「じゃあ何日の何時は？」と言われました。

最初のデート日時を決めるのにそこまで細かく時間指定をされると、こっちの予定も考えてよ、という気持ちになり、自分勝手な印象を受け、かなり強く印象に残っています。

「平日より休日の方がいい？」とか「夜ご飯よりランチする？」などといったざっくりな質問から入ってくれた方が好印象です。

当時28歳だった私がマッチングアプリで出会った10歳年上の方とのエピソードです。まだマッチングアプリに慣れていなかった私にとって、積極的にメッセージのやりとりをしてくれる彼は、とてもやりとりがしやすく、マッチングしてから1.2週間ほどで実際に会うことになりました。

顔を合わせて早々に、向こうは口説きモードに入っていて、「可愛いね、スタイルいいね」などと褒めてくれました。そこまではよかったのですが、「腕組もうよ、胸当てて」などという発言までしてきて、一気にドン引きです。

向こうにとってはジョークだったのかもしれませんが、自分が軽く見られていること不愉快で、お茶をしてすぐに解散させてもらいました。もちろん、それ以降やりとりは一切しませんでした。

アプリで会話しているときは、ぐいぐいとリードしてくれて、デートの場所やプランまでも立ててくれるような男性と実際に会ってみたらマシンガントークが止まらなくてびっくりしました（笑）

引っ込み思案であまりぐいぐい行けないタイプの私に気を遣って進めてくれているとずっと思っていたのですが，彼がただそういうタイプの人間だったというオチでした……。食事も含めて3時間程度デートしていましたが、私が喋っていた時間は10分も無いんじゃないかというくらいのマシンガントークでとても印象に残っています。

私はまず顔から入るタイプなので、プロフィール写真がとにかくイケメンな人を選んでいました。その中でも特に印象に残ったのは、自称バーテンダーをしている人で、LINEを交換後、何の前触れもなく神奈川で遊ぼうと言ってきたのですが、当時、私は東京に住んでいて2時間以上かかる距離だったので中間地点にしようと提案しました。

その後の反応は「はい」という返答のみ。 私は肯定の意味だと思ったので、じゃあ間をとって〇〇にしませんかと提案しても、「はい」のみ。

念の為もう一度確認をしたところ「やっぱり神奈川で」と返答してきたのです。再度同じことを説明しても相手も同じ返答とリアクションのみで、うざい通り越して呆れました。マッチングした中で一番話が通じなかった相手でした。恐らくヤリモクだったんだろうなと思いました。

私はゲームが好きでプロフィール欄にもそのように書いているのですが、ゲームに全然興味が無さそうな男性から連絡が来たときはびっくりしました。

興味がないだけならまだよかったのですが、「ゲームばっかりやっている女性はちょっと」「アウトドアで遊ぼう」など私の趣味嗜好を完全に無視したようなメッセージばかり来るのでしんどくなって曖昧に返事をしていたのに、いつのまにか外でデートをするという前提で話を勧められて困りました。