ふとした瞬間に、デリケートゾーンの黒ずみが気になってしまうことはありませんか? 海やプールで水着になるとき、彼氏の家にお泊まりするときなど、1度黒ずみを気にしてしまうとどんどん不安になってしまいますよね。
デリケートゾーンの黒ずみをコンプレックスに感じると、裸に自信が持てなくなったり、恋愛に消極的になってしまう人もいるでしょう。
今回は、デリケートゾーンが黒ずんでしまう原因を徹底解析していきます!
目次
デリケートゾーンの黒ずみは「色素沈着」が原因!
デリケートゾーンが黒ずんでしまうのは、色素沈着が原因です。
色素沈着とは……
メラニン色素が皮膚に沈着してしまうこと。メラニン色素の生成と排泄のバランスが崩れてしまうと、メラニン色素が皮膚内に過剰に蓄積され、皮膚の黒ずみを引き起こしてしまいます。
メラニン色素は、紫外線や摩擦といった外部からの刺激、加齢やホルモンバランスの影響などによって生成されるもの。通常は、肌のターンオーバー(再生機能)によってメラニン色素が排出されていくため、ターンオーバーが正常であれば、次第に色素沈着は薄くなっていきます。
黒ずみが目立ってしまうというのは、「外部刺激・炎症などによってメラニン色素が過剰に生成されている」「ターンオーバーが正常に働かず、メラニン代謝のサイクルが崩れている」ということが主な原因です。
「メラニン色素=悪者」ではない! 正しい認識で黒ずみを予防しよう
「メラニン色素があるから黒ずむ」という認識は間違いです!メラニン色素は、健やかなお肌を保つために備わっている大切な色素。紫外線を吸収し、肌内部がダメージを受けないように守ってくれる役割があるのです!
メラニン色素が生成されるのは、刺激から体を守ろうとしているからなんですよ。
大切なのは、メラニン色素が過剰に生成されないよう注意することと、肌のターンオーバーを正常化すること。色素沈着の正しい原因を理解して、適切な黒ずみ予防やケア方法を実践することが重要です!
色素沈着を引き起こす原因1:乾燥
デリケートゾーンが乾燥すると、かゆみを我慢できずに掻いたり擦ったりしてしまいますよね。その刺激は、デリケートゾーンの黒ずみに繋がってしまうので注意が必要です!
乾燥しているお肌はバリア機能が低下しているため、外部刺激に弱くなり、色素沈着が起きやすくなってしまいます。
デリケートゾーンが乾燥する主な原因は、摩擦・ムダ毛処理・過剰洗浄。もともと乾燥肌や敏感肌の方は、デリケートゾーンも乾燥しやすい傾向があるので要注意。
また、デリケートゾーンは表面の皮膚だけでなく、膣内の乾燥にも注意が必要。加齢やホルモンバランスの乱れによって女性ホルモンの分泌が減少すると、膣が乾きやすくなってしまいます。
乾燥には保湿が絶対的アイテム!
乾燥のケアに最適な”保湿”は冬場のイメージがありますが、デリケートゾーンの乾燥に季節は関係ありませんので、夏場でもしっかり保湿ケアを行ってくださいね!ナプキンや暑さによる蒸れで陰部がかぶれている場合は、抗炎症作用のあるクリームを選ぶなど、状態に応じて適切なクリームを使用しましょう。
色素沈着を引き起こす原因2:ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスは、毎日の生活習慣が大きく影響し、ホルモンバランスが乱れると黒ずみの原因にも繋がります。以下のチェック項目、あなたはいくつ当てはまりますか?
※ホルモンバランスが乱れる原因※
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食生活の乱れ
偏った食事、菓子類の過剰摂取…… - 睡眠不足
- 運動不足
- 無理なダイエット
- ストレス
ホルモンバランスはお肌のターンオーバーにも大きく影響するもの。ホルモンバランスが乱れると、肌の新陳代謝のバランスが崩れ、ターンオーバーが正常に働かなくなってしまうのです。そうなると、生成されたメラニン色素がきちんと排出されず、メラニン色素が沈着して黒ずんでしまいます。
ちなみに、肌荒れやニキビ、吹き出物ができるのもターンオーバーの乱れが原因ですよ。
ターンオーバーについては以下の記事で説明しています。さらに詳しく知りたい方は↓こちら↓をチェック!他にも黒ずみに効果的な情報お教えしています。
また、ホルモンバランスの乱れは膣内を乾燥させる原因の一つ。膣内の乾燥によってかゆみや不快感が生じると、ついつい陰部を掻いてしまい、刺激を与える可能性が高くなってしまうので気を付けてください。