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黒ずみの原因1:摩擦
デリケートゾーンは、体の中でも特に皮膚が薄い部分。デリケートゾーンの皮膚は角質化されていないため、小さな摩擦でも大きな刺激になり、メラニン細胞を活性化させてしまいます。
窮屈な下着やボトムスで圧迫されたり、生理用ナプキンやトイレットペーパーで擦れたりすると、摩擦が生じてデリケートゾーンへの刺激となってしまうのです。
その中でも特に注意したいのが、毎日着用する下着!
多くの人が持っている下着のほとんどには「化学繊維」が使用されています。代表的なものでいうと、「ポリエステル」や「ナイロン」「アクリル」など。下着は締め付けによって摩擦が生じる他に、この化学繊維によって皮膚との間に静電気を引き起こしてしまう恐れがあるのです!その静電気によって皮膚が傷ついてしまうことを”化学繊維負け”と呼びます。
意外と知らない、化学繊維と静電気の関係
化学繊維はマイナスの電気を帯びやすいのに対し、皮膚はプラスの電気を帯びやすいとされており、両者の電気のバランスが良ければ静電気はおきません。ただ水分が少なく乾燥している肌は、通常水分を通して放出されるはずの電気が蓄積してしまい、化学繊維のマイナス電気とバランスが保てなくなり静電気が起きてしまいます。
静電気は肌のバリア機能を傷つけてしまったり、肌自体をも傷つけ炎症を引き起こす恐れがあり、それがかゆみやかぶれ、湿疹などに繋がります。
下着とデリケートゾーン間では、パチっとするような静電気が起こることはほとんどないですが、少ない静電気が起こっている状態なのでしっかり注意する必要がありますよ!
ただ化学繊維が使用されている下着は、化学繊維のない天然素材のものより価格が安いという点にメリットがあるので、ついつい手が伸びがち。なので1~2枚天然素材の下着やナプキンを常備するところから始め、肌の状態によって使い分けても良いでしょう。
黒ずみの原因2:ムダ毛の自己処理
アンダーヘアを剃ったり抜いたりして自己処理している方も多いかと思いますが、自己処理による刺激も色素沈着の原因。
カミソリを使うとどんなに注意してもムダ毛と一緒に肌表面を削ってしまいますし、毛抜きでムダ毛を抜く際は毛根や毛穴周りの皮膚も同時に傷つけてしまう恐れがあります。専用のワックスを塗ってムダ毛を処理する、ブラジリアンワックスでの脱毛も同様。
肌を傷つけてしまうリスクもあるブラジリアンワックスですが、毛根から毛を抜くためカミソリや電動シェーバーに比べ次の毛が生えてくるのが遅いことから人気アイテムとされています。短期間で何度も自己処理をしないで済むという点ではメリットですが、使用する際は自分の肌にあった商品を選び、正しい使い方をするのがマスト。NEILYではオススメの商品や使い方を紹介している記事も公開中なので参考にしてみてください。
意外と知らない除毛クリームの危険性!
除毛クリームは、毛のタンパク質に反応し皮膚表面の毛を溶かすため、同じタンパク質で作られている皮膚も同時に溶かしてしまう可能性があります。使用後に肌が赤くなってしまったり、ヒリヒリするというのはかなりダメージをくらっている証拠。
このような自己処理を繰り返していると、肌への刺激が積み重なって黒ずみが生じてしまうのです。
とはいえ、今ではたくさんの種類の除毛クリームが販売されており、肌が弱い人向けには低刺激な敏感肌用のものもありますので、ワックス同様使う際は正しく選んで使用するようにしてください。
黒ずみの原因3:過度な洗浄
デリケートゾーンの洗いすぎも、黒ずみの原因になります。洗浄力の強いボディソープでゴシゴシ洗ってしまうと、デリケートゾーンに強い刺激を与えるだけでなく、皮膚の保湿成分やバリア成分も失われてしまうのです。
まず、ボディソープで洗うこと自体がオススメできません。一般的なボディソープはアルカリ性で、洗浄力の高すぎる界面活性剤が使用されていることが多いです。皮膚が弱く敏感なデリケートゾーンには刺激が強く、粘膜や皮膚を守ってくれている良い菌までもが洗い流されてしまい、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
なので、デリケートゾーン専用の石鹸を使って洗うように心がけましょう!
NEILYではデリケートゾーン用の石鹸を特集した記事を公開中です!この記事ではお悩みの用途別にさまざまな石鹸をご紹介。これを機に石鹸を気になった方は、併せて参考にしてみてくださいね。
また、デリケートゾーンを洗う際に、
・硬いタオルやスポンジを使用している
・何度も繰り返し擦っている
・熱めのお湯で流している
といったことは洗いすぎに該当しますので注意してくださいね。
硬いタオル・スポンジの使用や繰り返し擦ることが肌によくないのはなんとなく想像がつきますが、熱いお湯が良くないのはなんでか知っていますか?それは、粘膜を守っている皮膚膜まで洗い流してしまう恐れがあるからなんです。また、温度が高ければ高いほどその分乾燥もしやすくなるので要注意!
なるべく手で優しく洗ってあげることが理想ですが、タオルやスポンジを使用したい方は、コットン素材などデリケートゾーンに優しい素材のものを使用してくださいね。
黒ずみ対策は正しい知識から!デマや噂に踊らされないで!
デリケートゾーンの黒ずみ対策には、正しい知識が必要です。「セックスしすぎると黒くなる」「しっかり洗えば白くなる」など、デリケートゾーンの黒ずみについては根拠のない噂もたくさんあります。
今回ご紹介した黒ずみの原因をきちんと把握し、適切な予防法を実践しながら黒ずみをケアしていきましょう。
また、「予防法だけじゃ物足りない!」「今の黒ずみを薄くしたい」という人は、美白効果のあるデリケートゾーン専用の商品を使うのがオススメです。ハイドロキノン・トラネキサム酸といった美白成分が含まれるアイテムを選び、毎日のお手入れに取り入れてみてください。
黒ずみ予防もケアも日々の積み重ねが大切になりますので、焦らずコツコツ続けていくことを目標にしてくださいね。
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