【実録】衝撃！男のトンデモ浮気エピソード【第1回】

10代のころ初めて付き合ったカレは地元の高校、わたしは隣町の高校に通っていました。
カレは平日が忙しいらしく、会えるのは土日だけ。少し寂しい気持ちはありましたが、それなりに楽しく過ごせていました。

ある日、カレが知らない女性と腕を組んで歩いていたのを偶然見かけました。だれ？と聞くと「妹だよ」とのこと。「腕組んで歩くくらい妹さんと仲いいんだなー」と思ったら、なんとカレが「妹」と言ったのはわたしのほう。

付き合っていると思っていたのはわたしだけだったみたいで、本命は腕を組んでいた女性、浮気相手はわたしのほうだったと知りました。

すごくショックで、呆然としてしまい、そのときは妹ということも否定せずに帰宅。あれ以来男性とイイ感じになってもトラウマがよみがえり「妹扱いされるのでは……」と疑う癖がついてしまいました。

わたしの友人のカレは、老若男女問わずみんなから愛されるタイプの人気者。
社交性があり交友関係も広いので、友人は「浮気してるんじゃないか……」と不安を抱えていたものの、カレに嫌われることを恐れて詮索せずにいました。

あるとき、カレがスマホのロックを解除したまま寝オチ。友人が興味本位でLINEを覗くと、なんと数十人もの女性たちと、浮気を感じさせる数々の怪しいやり取りを発見。

激怒した友人はカレを叩き起こして問い詰めましたが、カレの答えは「僕のLOVEパワーは一般人の100倍なんだ！みんなを幸せにできる！」というわけのわからないもの。

優しく気さくなカレにゾッコンだった友人も、さすがに呆れて別れを選択。それ以降、いわゆる「人気者」とはお付き合いしないと決意していました。

毎回、とてもイケメンだという彼氏の自慢ばかりする友人。友人のことは好きですが、自慢話には正直飽き飽きしていました。

わたしからするとそこまでかっこいいとは思わないし、なにより友人に見せてもらうLINEのやり取りが「本当に好きな人に送るLINEか？」と言いたくなるくらい淡白な内容。友人は気にしてないようでしたが、文面がすごく冷たい内容だったのを覚えています。

そんなとき、会社の人事異動で来たのは、友人が何度も自慢してきたそのカレ。一応上司にあたる形で配属されてきたのですが、よく見るとカレの左手にはなんと結婚指輪が。

こっそり指輪を写真に収め、速攻友達にLINE。その後とんでもない修羅場だったらしく、カレはこの一件で左遷されたようでした。

大学時代の話。同期に、目立つ外見ではないものの彼女が途切れたことのない男性がいました。

半年から一年くらいの周期で毎回違う女性と歩いているのを見かけるので、あるとき「どこで出会っているの？」と聞いてみることに。 するとカレは「授業で隣の席に座ったいい感じの子をご飯に誘ってる」と回答。

なんでも彼女と遊ばない日にほかの女性と食事に行っているらしく、本人は浮気という概念もなさそうでした。

「毎日同じ相手じゃ飽きるから、彼女の魅力を再確認するためにやっているんだ」と悪びれることなく言っていましたが、わたしは内心かなりドン引きしてしまいました。

友人の元カレの話です。
高校時代に付き合っていたそのカレは、とくに外見がいいわけでもなく、本当に普通の人。友人ともしょっちゅう遊んだりしているらしく、はたから見ればごくありふれた仲良しカップル、という印象でした。

しかしあるとき、元カノがわたしたちの学校に転入。そこから、カレの生活のすべてが元カノ中心に。その後、カレは友人を放ったらかしにし、元カノと寄りを戻してしまいました。

さらに驚いたことに、カレは元カノと寄りを戻してすぐ、友人をセフレ扱いに。
わたしは、カレのひどい扱いにショックを受ける友人を、ただ黙って見守ることしかできませんでした。