みなさん、デリケートゾーンはどう洗っていますか?正しく洗えていますか?
よくボディソープで洗う人がいますが、実はNG行為だって知っていました?
デリケートゾーンには専用ソープの使用が絶対です。最近ではそれを指す”フェミニンウォッシュ”という言葉もよく聞くようになり、どんどん身近な存在になりつつあります。
とはいえ、専用の石鹸といってもアイテムによって効果はさまざま。悩みを持ってる女性はそれらに効く石鹸を使用するのがいいです。今回は「黒ずみ」「臭い」「敏感肌用」「女子力アップ」「持ち運び用」の5つにフォーカスをあてオススメの石鹸を紹介するとともに、選び方のポイントを伝授!
デリケートゾーンを労るのも立派なボディケアです。ちゃんと知識をつけましょう。
目次
専用の石鹸で洗わないといけないって本当?
デリケートゾーンを身体と同じようにボディソープで洗うのはNGです!
通常デリケートゾーンは弱酸性を保っているのに対し、ボディソープはアルカリ性の強いものがほとんど。アルカリ性はデリケートゾーンには刺激が強すぎてしまい、落とす必要のないものまで落とし、乾燥を促進させてしまいます。
また膣の中に存在する、菌の侵入を防ぐ常在菌も洗い流してしまうと言われているんですよ。
良かれと思ってボディソープを使用していた方、すぐにやめた方がいいかもしれません!
また、専用の石鹸といっても何をケアしたいかによって使用するものは変わります。
洗浄だけを目的とするなら「保湿力」のあるものを選ぶといいでしょう。ただ、黒ずみや臭いをケアしたいとか敏感肌だから専用石鹸の使用に抵抗がある、なんて人は成分や効果に注目して石鹸を選ぶ必要があります。
これから目的別にアイテムを紹介していきます。
黒ずみに効く!
デリケートゾーンの黒ずみには、下記の成分に注目して選びましょう
《押さえるべき成分ポイント!》
・ジャムウ配合
・ツボクサ
・パパイヤ
・マグワ根皮
・甘草
・カミツレ
まずは「ジャムウ配合」と表記されているもの!
ジャムウとはインドネシアを発祥の地とし、根茎、木の皮、花、種子、葉、果実などの自然素材をたくさん配合し作られたもの。現地では飲み物にしたり身体に直接塗布する形で親しまれてきました。
中でも美容効果が高い点が評価され、日本では石鹸やスキンケア用品に使用されることが多いです。
美白成分が入っているわけではないですが、古い角質を落とし肌のくすみや、結果として黒ずみにアプローチするような働きを持っています。
「ツボクサ」「パパイヤ」もジャムウ同様、古い角質を落とす働きがあり、また加えて美白効果も期待できる成分!特に「ツボクサ」は色素沈着を抑制する効果も持っており有能な成分なんですよ。
「マグワ根皮」「甘草」も色素沈着を抑制する効果があり、黒ずみ予防には期待ができます。
LCラブコスメ ジャムウ・ハーバルソープ
成分:ジャムウ、カミツレ
形状:固形石鹸
香り:無臭
15年もの長い間、多くの女性のデリケートゾーンケアを支えているのが、LCラブコスメから発売の『ジャムウ・ハーバルソープ』。その名のとおり、デリケートゾーンの黒ずみ解消に欠かせない「ジャムウ」を日本人女性の肌に合うように改良し、自然派成分にこだわっています。
「カミツレ油」や「アロエベラ」、「オタネニンジン」など美容に欠かせない植物の持つチカラにもこだわっているのが特徴、一度使えばその効果がしっかり実感できるはず。
黒ずみやニオイの元をスッキリ洗い流してくれる「洗浄力」だけでなく、保湿力も優れているので、使えば使うほどしっとり保湿された清潔感のある、理想のデリケートゾーンが目指せます。
現在、NEILY編集部が『ジャムウ・ハーバルソープ』を使ってみたレポート記事を公開中!リアルな使用感やコスパが気になる方は、要チェックです。
ヴィーナスラボ フェミナチュール・ジャムウクリアナノソープ
成分:ジャムウ、ツボクサ、マグワ根皮、カミツレ
形状:固形石鹸
香り:フローラルムスク
15種の「ジャムウ」が配合され、黒ずみへのアプローチに加え臭いやかぶれなどの肌トラブルまでケアできるアイテム!
泡立てて優しく洗うだけでもOKですが、泡で3分ほどパックをすることでより効果が期待できるかも。
また、「ツバメの巣」「コラーゲン」などの美容成分も配合されているので、お肌を美しく保つことができます。
フローラルムスクの女性的な甘い香りも人気の理由のひとつ。
ディープスイートラブ デリケートジャムウソープ
成分:ジャムウ、カミツレ、マグワ根皮
形状:固形石鹸
香り:ローズ
ディープスイートラブのデリケートジャムウソープは、天然由来成分98%で無添加にこだわった肌に優しい石鹸です。
黒ずみはもちろん、気になるニオイや乾燥の予防としても使用できます!
香りもただのローズではなく、ブラックバカラローズに「イランイラン」「オスモフェリン」の成分が配合されていおり、甘く官能的な香りで男を魅了できますよ。
リニューアルをきっかけに内容量も増え、さらにお得感が増したアイテムです。
黒ずみについてもっと知るならこちらをチェック!
臭いに効く!
デリケートゾーンの気になる臭いには、この成分を見逃さないようにしましょう。
《押さえるべき成分ポイント!》
・ミョウバン
・カキタンニン
「ミョウバン」は、硫酸アルミニウムカリウムで汗や臭いを抑える効果があり、
「カキタンニン」には、渋柿の主成分でニオイの元となる原因物質を吸着・分解してくれる働きがあります。
また、黒ずみでも紹介した「ジャムウ」は臭いが悪化する原因の1つである、タンパク質にアプローチしてくれるため消臭効果にも期待ができます。
デリケートハーバルラブソープ デリケートゾーンケアソープ
成分:カキタンニン
形状:固形石鹸
香り:スウィートシャンパンローズ
「カキタンニン」のほか複数の成分が臭いの元をしっかり落とし、清潔に保ってくれます。
また、肌にうるおいを与える「ダイズエキス」や毛の保湿対策をしてくれる「豆乳発酵液」も含まれているので、デリケートゾーンの隅々でケアが可能。
スウィートシャンパンローズの香りは高級感を出してくれ、男性にも好評な香りですよ。
ドクターデオドラント 薬用ミョウバンせっけん EX
成分:ミョウバン
形状:固形石鹸
香り:ミント
ミョウバン石鹸EXは、デオドラントに特化した固形石鹸です。
デオドランドで名高い成分の「ミョウバン」を使用し、ニオイの元となる菌を洗い流してくれます。
ペパーミントをふんだんに配合している為、メンソールのスッキリ・さわやかな香りも特徴の一つ。
同じ種類で発売されているミョウバンスプレーと併用して使用するとさらに消臭時間を長持ちできます。
PRIZIA デリケートゾーン専用シャンプー
成分:カキタンニン、カミツレ
形状:ジェル
香り:無香料、ジャスミン&リリーベルの2種
ボディーソープのアルカリ性とは違い、低刺激とされるアミノ酸系の洗浄成分を使用しているので、デリケートゾーンのpH値と似た肌に優しい石鹸。
消臭効果のあるカキタンニンに加え、13種の保湿成分、8種類の整肌成分が配合されているおかげで、うるおいのある健やかな肌を保つことができます。
パッケージのデザインが可愛いと、お風呂場に置いておいてもお洒落に見せてくれます!香りによって色味が異なりますが可愛すぎて選ぶのに迷ってしまいそう。
PRIZIAもNEILYの編集部社員が実際に試してみてます!本当に臭いが取れるの?と半信半疑の方は要チェックです!
敏感肌の方はこれで安心!
敏感肌の女性は、敏感肌用や低刺激の石鹸を選ぶ必要があります。
黒ずみや臭いと違い、決まった成分はありません。ですが下記のポイントを押さえアイテムを選ぶようにしましょう。
《押さえるべきポイント!》
・無着色
・無鉱物油
・界面活性化剤フリー
・アルコールフリー
※上記は低刺激とされるアイテムで、これらを合わせて”無添加”と呼ばれることが多い。
・弱酸性
これから紹介する石鹸は、肌にやさしい植物成分が配合されていたり徹底的に無添加にこだわったもので、敏感肌の人も安心して使えるものになっています。
デリシャスボディ ベアウォッシュ
成分:カキタンニン
ポイント:無着色、無鉱物油、界面活性化剤フリー、アルコールフリー
形状:オイル
香り:ローズ
ベアウォッシュは、天然由来成分95%で構成されており、赤ちゃんにも使用できるほど肌に優しく作られています。
なぜ敏感肌には無添加がいいのか、それはアイテムの品質や効果の向上のために添加されているものたちが、敏感肌には刺激の強すぎるものが多いからです。
無添加は肌の負担になるものを除いたアイテムを指すので、乾燥などの肌トラブルが起きている時にはピッタリ。
ただし、メーカーによって無添加化粧品の基準が違うため、さまざまな無添加化粧品が存在してしまうのが難しい点。
またベアウォッシュは殺菌効果が強く、「おりもの」「経血」「排泄物」「汗」などあらゆる原因で繁殖する雑菌全てに適し、殺菌消毒をしてくれます。
ローズの香りにはセンティフォリアローズを使用しているため、ふんわりと品のある香りが楽しめますよ。
ラヴィナビューティー ジャムウスキンバランスソープ
成分:パパイヤ、カキタンニン
ポイント:無添加
形状:固形石鹸
香り:ラベンダー
スキンバランスソープは、肌の弱い人に基準を合わせ開発された石鹸。
美容効果や肌トラブルの解消も期待できる機能を持っており、使い続けることで透明感のあるスベスベな肌へと導いてくれます。
また、「スクワラン」という保湿成分がたっぷり配合されているためもちっとした肌に仕上げてくれるが、洗い上がりはさっぱりとしているので毎日のケアがしやすいですよ。
無添加の石鹸は通常の石鹸よりも泡立ちが弱いですが、アイテムが悪いわけではないのでその点もしっかり把握しておきましょう。
※この記事における『美白』とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことを指します。