彼氏とケンカしても、いつも自分ばかり謝っている……そう感じることはありませんか?
彼のプライドが高い、すぐ意地になるなど、何があっても絶対に自分の非を認めて謝ってくれないと、彼に対してお悩みを抱える女性も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、彼から「ごめん」を引き出すテクニックをご紹介します。
ケンカをしても先に折れるのは自分、相手に「ごめん」と言わせたい!……そんな女性は要チェックです♡
目次
謝れば済むのに…… 男性がケンカをしても謝らない理由とは?
ケンカが起こっても相手が素直に謝れば、穏便に済むことは多いですよね。
ちょっと彼の嫌な態度を注意しただけなのに、向こうが本気で反撃し、こっちもヒートアップしてそのままケンカに……なんて経験はありませんか?
素直に「ごめん」といえば良いのに、一体なぜ彼はムキになって怒ったり、意地を張るのでしょう。
この項目では、男性がケンカをしても謝らない理由を3つご紹介します。
謝らない理由① 何が悪かったのかわからない
彼がかたくなに謝らない場合、あなたが怒っている理由を相手が理解していない場合があります。
たとえば「今の言い方、ひどくない?」とあなたが彼の言葉遣いを注意したとします。
彼にはあなたを傷つけたり、怒らせる意図はなかったため、なぜあなたが不快感を示しているのか、本当にわからないのです。
「俺は悪いことをしていないのに、なぜか相手が怒っている」と彼が認識している場合、素直に謝罪させるのは難しいでしょう。
こんな場合には、「今の言い方、すごく冷たく感じたよ。傷つくからやめて」という風に伝えてみてください。
言い方が冷たく感じた
↓
だから私は傷ついた
↓
ひどい言い方をやめてほしい
上記のように、「あなたの言葉で私は傷ついた」ということを伝えましょう。
あなたが何に対して不快感や怒りを感じ、相手にどうしてほしいのかを伝えることで、相手に納得をさせて謝罪を引き出しましょう。
謝らない理由② 謝ったら負けだと思っている
男性は、プライドが高い生き物です。
そのため、謝る=負けを認める=プライドが傷つくと考えている人も少なくありません。
男性が謝罪を負けだと考えているのに対し、女性にとって謝罪とは、気持ちに整理をつけることです。
悪かったところは非を認め、次に進むために女性はきちんとした謝罪を求めるのです。
そのため、妙にプライドが高くて謝れない彼には、「ちゃんと謝って仲直りしよう?」と伝えましょう。
謝罪は負けではなく、次のステップに進むための前向きなものなのだと理解させましょう。
謝らない理由③ 素直になれない
先ほどもお伝えしたように、男性はプライドの高い生き物です。
そのため、あなたが相手を責め立てるほどにどんどん謝れなくなってしまうことも。
完ぺきな理論で相手を論破したり、大きな声を出して責めることで、彼はかえって意固地になってしまいます。
そのため、相手が謝罪しやすい雰囲気作りが大切です。
「なんでケンカしている相手のために雰囲気作りをしないといけないの!?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、男性とはプライドが高い上に不器用な生き物なのです。
あなたばかりが自分の意見をぶつけるのではなく、「~だと私は思ったけど、〇〇君はどう思った?」などと相手に発言させたり、あなたから「お互いにごめんねで終わりにしよう?」と提案してみてください。
やっちゃダメ! 男性が「余計に謝らなくなる」NG対応
「彼が謝ってくれない」と悩む女性のなかには、男性が余計に謝らなくなるNG対応をしてしまっている人も少なくありません。
どんな行動を取れば、相手が謝りたくなくなるのでしょうか。
気になる内容は、この項目でご紹介していきます。
NG行動① 言い返せない完ぺきなロジックで論破する
先ほども少し触れましたが、言い返せないようなロジックを立てて相手を論破してはいけません。
相手を論破する時点で、その場でのあなたの目的は「問題の解決」や「謝ってもらうこと」ではなくケンカに勝つこと、相手に負けを認めさせることになってしまっています。
もちろん、ケンカをするときに自分なりの論理があるのはOKです。
しかし、「~が~で~だからあなたが悪い」という言い返せない論理をそのままぶつけては、相手は感情的になってヒートアップしたり、意固地になってしまうだけ。
あなた自身が、相手の話を聞く余裕を持ったり、相手の神経を逆撫でするような行為を控えることが大切です。
NG行動② 感情的になって叫んだり泣いたりする
ケンカのとき、あなたが取り乱して泣き叫んだり、大声を出したりしてはいけません。
相手はそんなあなたの態度を見て、素直に謝るどころか引いたり、距離を取りたくなってしまいます。
ケンカの目的は、あくまで問題の解決やお互いの納得なはず。
あなたが感情のままに暴れている間は、彼が素直になろうという気持ちを持つのは難しいでしょう。
NG行動③ 相手の人格を否定する
「だからダメなんだよ」「人としてどうなの?」など、人格を否定するのはケンカではなくモラハラです。
ケンカ中、本題に関係のないことを言ったり、相手の人格を否定したり、長時間なじっては絶対にいけません。
人格を否定されて、「俺(私)が悪かったから素直に謝ろう!」と思える人は男女問わずいませんよね。
相手がプライドの高い生き物だということを認識し、プライドを傷つけたり、彼の心を痛めつけるような発言は避けましょう。
さて、ここまでは男性が謝らない理由や、知らずしらずのうちにやってしまっているかもしれないNG対応についてご紹介してきました。
ここからはいよいよ、彼の口から「ごめん」を引き出す、賢い女のテクニックをご紹介します。
相手を責めるのではなく「Iメッセージ」で伝える
「あなたが悪い」「あなたが~だ」というメッセージを、Youメッセージといいます。
その反対は、「私がこう感じた」などの自分が主語にくるIメッセージです。
人に何かを伝えるときや、何かお願いごとをするときには、「Iメッセージ」で伝えると効果的です。
「私はあのとき悲しかったよ」「〇〇君が~したとき、本当に心配だったんだよ」という風に、「私は~だった」とIメッセージで伝えてみましょう。
「あなたが悪い」「あなたは自分勝手だ」というYouメッセージではなく、私はこう感じたというIメッセージを伝えることで、「申し訳なかったな」という気持ちを引き出しやすくなります。