NEILY読者のみなさん、好きな男性とうまく会話ができずに困った経験、ありませんか?
好きな人を目の前にすると、緊張でまったく言葉が出なかったり、逆に舞い上がって喋りすぎてしまったり。思うようにコミュニケーションが取れないこと、よくありますよね。
好きな人とうまく会話できないとき、ぜひ試してみてほしいのが恋愛心理学を用いた会話術。
モテる女性は、会話術が巧みである場合が多いです。男性心理を上手に利用した会話テクニックがあれば、相手から好意を引き出すことはもちろん、惚れさせることも夢ではありません!
今回は、好きな男性との関係性別に、効果的な会話術をご紹介していきます。意中の男性を振り向かせたい片思い女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
その他大勢から抜け出したい! 友人関係、距離感のある彼に効果的な会話術
まずは、好きな男性と友人・知人関係にある女性におすすめの、恋愛心理学的会話術をご紹介します。
現状ただのサークル仲間、仕事仲間といった立ち位置の場合は、とにかく彼の興味を引いて好感を持ってもらう必要があります。よくある2パターンの状況に沿って、効果的な会話術を見ていきましょう。
ケース①
サークルの先輩に片思い中。今度の飲み会で、先輩ともっと仲良くなりたい!
まだ仲良くない、親密になれていない段階で使えるのが「彼の話に対して好感を込めた相槌を送る」テクニック。
男性は闘争心の強い生き物なので、周りに認められて優位に立ちたいという気持ちが強い傾向にあります。それゆえ、褒めて承認欲求を満たしてあげると好意を持ってもらえる可能性大。
彼の話に対して「すごいですね」「素敵だと思います」とこまめに称賛を送ってみましょう。彼の自尊心が満たされ、あなたの対応に心地よさを覚えるはず。
また、漠然と褒めるのではなく「〇〇なのはすごいですね」「〇〇は素敵だと思います」と具体的な部分を褒めるようにしましょう。具体性のある褒め言葉は「この子はお世辞じゃなく心から褒めてくれている」と感じてもらいやすいです。
ケース②
ひそかに気になっている同僚から、最近仕事のことでよく話かけられるように!上手い返しで、ほかの女子社員に差を付けたい!
ただの同僚という関係性から特別視してもらうためには、信頼関係を築いて好感度を上げていくことが大切です。
ここで役立つのがバックトラッキングという会話テクニック。俗にいう「オウム返し」です。バックトラッキングを使用することで、彼の話に本気で耳を傾け、親身に相槌を打っていると印象付けることができます。
〈例〉
相手「さっき上司に呼び出し食らってさ、〇〇の件でまた文句を言われたよ」
あなた「そうなんだ。また文句を言われちゃったんだね」
相手「しかも先月の話だぜ? 今更蒸し返されてもなあ」
あなた「あらら。先月の話を蒸し返されたの」
相手「そうそう。相変わらず説教も長いしさ。一気に疲れたよ」
あなた「一気に疲れちゃったのかぁ……。それは災難だったね」
このように、バックトラッキングを実行する際は、彼の話した言葉や内容の一部を反芻するだけでOK。無理に共感したり同情したりしなくても、同調姿勢をアピールすることが可能になります。
バックトラッキングをさりげなく取り入れることで、話を真剣に聞いてくれる人だと印象付けることができ、好感度アップ!彼にとっての特別な話し相手へと昇格できるでしょう。
女性として意識して! 彼ともう一歩進みたいときに使える会話術
次は、友達や仲間として親密度は高くなってきたものの、いまいち女性として特別視してもらえない場合に役立つ会話術を見ていきましょう。
恋愛心理学を上手に活用すれば、一人の女性として意識させ、男女としての距離感を縮められる可能性も高くなりますよ。
ケース③
仲良しの男の先輩と二人きりで残業!普段は友達ノリだけど、二人きりをきっかけに女らしさをアピールできたらな……
人が少ないオフィスでは親密な話を切り出しやすく、就業時間外なので日中のような緊張感も和らいでいるはず。
そんなときはアンダードック効果を使って男性の庇護欲を掻き立ててみましょう。
アンダードック効果とは、劣勢側や弱者に対して同情的になり、応援したくなる心理作用。あなたの弱音やか弱い姿を晒すことで、彼の保護本能を刺激することができるのです。
「帰り道が暗くて、残業帰りはいつも怖いんだ」「疲れて帰って家に一人っきりだと寂しくなるよ」などと、ちょっとした不安や弱った一言を漏らすだけでOK。
女性としてのか弱い一面を見せることで、「この子を守ってあげたい」「力になってあげたい」といった庇護欲を掻き立てることができるでしょう。
ケース④
飲み会のあとは、いつも片思い中の同僚と二人で帰路へ。普段から仲良しだから他愛ない話ばかりだけど、お酒も入ってるし、もっと自分を「女」として意識してほしい!
学校や仕事の仲間内など、意中の彼と一緒に飲み会に参加し、偶然一緒に帰ることになったとき。ツァイガルニック効果を使えば、別れたあともあなたの存在が彼の頭に残ってくれるでしょう。
ツァイガルニック効果とは、中途半端に終わった物事や、達成できていない事柄に興味が惹かれる心理作用のこと。完結していない方が強く記憶に残りやすいという心理的効果です。
彼との別れ際の会話は、終わり方を曖昧にしてみましょう。「長くなるからまた今度ね」「続きは明日話すよ」というように、話の内容を中途半端なところで終わらせるよう意識してみてください。話の続きが気になった彼は、あなたと別れたあともそのことを考えてしまうはずです。
ツァイガルニック効果をタイミングよく繰り返していけば、あなたについて考える時間が長くなっていきます。そのうち彼の中で気になる存在、特別に意識する存在へと変わっていくでしょう。